お知らせ

2021.02.27

お知らせ

2021 はなぶさレター3月号

不安や心配の中で始まった令和2年度が早くも今月が最後の月となってしまいます。
24日に年長組のお別れ会がありました。例年ならドッジボール大会を開催して保護者の応援をいただきながら奮闘する日でしたが、今年度は密を避けるため幼稚園での「HANABUSAフレンドパーク」と銘打ち小グループに分かれて全クラスを使用して色々なゲームを楽しみました。ソフトブロック積み上げ競争や自分で作った紙飛行機飛ばし、糸電話を使った伝言ゲーム等など。もちろん子ども達の手の消毒や使い回さないようたくさん作った糸電話など、工夫を凝らして楽しいスタンプラリーとなりました。ソフトブロック積み上げ競争は、縦に積み上げるだけでなく、どんな形でもたくさん積み上げた(重なった)数をカウントします。縦に積み上げると壊れて数が減ってしまう・・・やわらかい頭で子ども達は考え始めます。平らに並べた上にブロックを重ねてもカウントされるんだ!と気づいた子が友達に教え始めて白熱します!縦に積み上げていた子もなるほど!と真似をし始める子もいれば我関せずと必死で縦に積み上げる子・・・糸電話の原理に気付くよう先生がヒントを出すと、良く聞こえるように間隔を取り始めたり・・・
子ども達が自ら考えて創意工夫していく姿に先生達の頬はほころびます。特別メニューのランチをいただき、最後はみんなでGUTS!を笑顔で踊り、なんとも楽しい一日になりました。
お別れ会は練習の成果を発表するという活動ではありません。一つ一つのゲームにこれまで身に着けた知恵、仲間の言葉に耳を傾け意見を交わすコミュニケーション力、自分の意見を持つ意思、初めてのことでも物怖じしない積極性、友達と力を合わせる団結力と協調性など持てる力をフル稼働させて挑戦しました。そして、一喜一憂する共感性に溢れていました。正に私達が育てたい「明るく伸び伸びとした子」そのものでした。
年中・年少組にはまだまだ時間があります。しかし、過ぎてしまえば本当にあっという間です。決して焦る必要はありませんが、貴重な時間だと意識して子ども達に負けないように一緒に楽しみましょう!子育てに悩みながらも頑張る親の姿は、子ども達への真の愛情に他ならず、親であることの喜びに変わっていきます。私達も微力ながらともに悩み歩んでいきたいと思っています。
この子達と過ごせるのも残り1か月弱しかありませんが、コロナ禍にあっても諦めず最善を尽くして頑張ります!

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