早めに満開を迎えた桜も新緑のきれいな葉桜に変わる中、新年度が穏やかにスタートしました。今年度も子ども達と一緒にたくさん遊び、たくさん笑い、感動いっぱいの一年にしたいと思います。
さて、今年はオリンピックイヤー。開催には不安もあり賛否両論巻き起こる中ですが、スポーツ好き（見る方がメインですが・・・）な私としては、アスリートの栄光と挫折、努力とそれを支える仲間の姿には心からのエールと感謝を送りたいと思います。最近では大病を乗り越えて代表となった池江璃花子選手、過去の事件や事故を乗り越えて復活した桃田賢斗選手、幾度のケガと病気を乗り越えて大関に返り咲いた照ノ富士関など、感動的な話題がいくつもありました。スポーツにあまり関心の無い方でも何かを乗り越えていく姿には少なからず感じるところもあるのではないでしょうか。それは、オリンピックや世界は遠くても誰しもが日々ぶつかる壁に立ち向かい乗り越えていく姿に勇気をもらえるからだと思います。多くの選手たちは、成果が出ても出なくても自分を信じて挑戦することと支えてくれた仲間への感謝を忘れません。それもまた我が身に置き換えて、共感できるものだと思います。逆に言うと自分を信じて努力していない人には、支えてくれる仲間は生まれないのではないかと思います。私達は毎日の保育の中で、子ども達の可能性を信じて声を掛け触れ合います。そして、子ども達には自分を信じて（自信をもって）どんなことにも挑戦してもらいたいと思っています。挑戦すると成功と失敗が付いて回りますが失敗は多くの気付きを生み成長の糧となります。言い換えれば成功と成長しか無いのです。幼稚園で出会う全ての経験は子ども達に自信を育てる大切なものです。その一つ一つからたくさんの学びがあるよう大切に過ごしていきたいと思います。保護者の皆様も長い目で子ども達を見守り、子育てを通してオリンピックに負けないたくさんの感動を手に入れてください。一年間、よろしくお願いいたします。