お知らせ

2021.04.30

お知らせ

2021 はなぶさレター5月号

入園・進級から1ヶ月が経ち、新入園児は園生活のリズムを少しずつ覚えながら笑顔も増え、挨拶も大きくなってきました。進級児は、教室を間違えたり靴箱で戸惑う姿もなくなり、年少組を世話する姿に成長を感じます。ご家庭ではいかがでしょうか?たった1ヶ月ですが、子ども達に何か変化は見られたでしょうか。
幼稚園・保育園には、たくさんの子ども達がいます。一人ひとり育った環境が違い、身に付けていること、知っていること、好きなことなどがみんなバラバラです。そんな子ども達が一緒になって生活していく訳ですから、仲良く遊ぶ事もあれば喧嘩をすることもあります。また、良い刺激も悪い刺激も与えたりもらったりします。もし、似たような子どもばかりであれば、刺激も多様性も少なくあれやこれやと考えることも新しい発想に出会うことも限られてしまいます。親としてはいつも楽しく笑顔で過ごして欲しいと願うのが本心ですが、一方では色々な経験をしていく中で、自分で考えて行動できる子になって欲しいとも願っていると思います。その為には、やはり経験することが何よりも大切だと思います。良いも悪いも体験したり身近で感じたりしなければ本当の意味は分からないのではないでしょうか・・・困難を乗り越える経験はもっと大きくなってからで良いのではないかという考えもありますが、小さい頃に出会う困難は小さい子でも乗り越えられる高さのハードルとして訪れ、成長すればするほど出会う困難はより高いハードルとして訪れると思います。小さいうちから困難に向き合い乗り越える経験を積まなければ、大きくなって出会う困難に負けてしまいかねません。色々な友達と関わりながら様々な刺激をもらい、先生や親から褒められたり時には叱られたりしながらどんなハードルでも乗り越えようとする意欲を身に付けることが大切で、そのプロセスこそが成長です。そして、その姿に一喜一憂することが子育てなのだと思います。なかなか根気のいることですが、愛しい子どもの笑顔がエネルギーになることでしょう。
今、子ども達はその第一歩を踏み出し、社会の縮図とも言われる学校(幼稚園・保育園)の中で社会に出た時に役に立つ経験をたくさん積み重ねています。無駄な経験は一つもありません。子育てに不安や悩みはつきものですが、そのことに心を囚われて下を向くより、子どもの可能性を信じ、未来に大きな夢を描きながら子育てを楽しんでしまいましょう!そんな大人の姿に子ども達も明るい未来を思い描けるのではないでしょうか?私達よりももっと大きく、もっと素敵な未来を・・・

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