とうとう今年最後のはなぶさレターとなりました。ついこの間進級・入園を祝ったばかりのような気がします。
今年最後の話は、１０月に年長組が挑戦した筑波山での一コマをご紹介します。英名物筑波山ですが、大人の足でもなかなか大変な山ですので子ども達にとってはとても苦しい山登りになったのではないかと思います。途中で「疲れた～」「もうやだ～」という声も聞こえ始め、リタイアしないかヒヤヒヤしながら子ども達を勇気付けながら登っていきます。ある男の子が登る途中で何度もへこたれ、内心大丈夫かな？と心配していたその時、子ども達が♪どんぐり♬を歌い出しました！その途端、魔法にかかったように元気を取り戻し一緒に楽しそうに歌いながら、とうとう頂上まで登り切ったのです！　その間「がんばれ」「ここ危ないよ」とそれぞれが友達を思いやり、お互いに勇気を交換しながら登る姿を涙が出る思いで見ていました。「一人では出来ないことも、友達がいれば乗り越えられる・・・」そんな言葉ではない「思い」を感じてくれたのではないかと思います。
これだから、筑波山は止められない！！お手伝いのお父さん達も、自分の子と一緒に登れなくても帰りにわざわざ「いい経験が出来ました」と、私に伝えに来て下さるのだと思います。こちらのグループには体力が無い女の子が、あちらのグループにはトイレが近い子が・・・先生達は様々な情報を共有しながら、ドキドキで臨む筑波山。でも、結局は子ども同士で乗り越えて輝く(文字通り！)笑顔をみせてくれます！その笑顔にまた新しい発見をし、子ども達と一緒に成長させてもらっていると感じています。発表会の先生プレゼンツに子ども達への思いを込めて踊ります。楽しみにしてください！
今年も幼稚園の心強いサポーターでいてくださってありがとうございます。チームＨＡＮＡＢUＳＡは来年も頑張ります！！