「今年こそは！」の思いを胸に年を越された方も多いと思います。
何度も繰り返される変異株の出現に不安を抱える日々ではありますが感染対策とワクチンや新薬の情報に希望を持って笑顔を忘れず過ごしていきましょう！
さて、幼稚園より一足早く新学期が始まった保育園で福笑いを楽しみました。昔懐かしい遊びでしたが、その可愛らしい（？！）出来栄えに子どもたちはみんな笑顔になり、ほっとする時間を過ごしました。凧揚げ、羽子板など古来より続く正月遊びには、子どもの健やかな成長や日々の平穏を願うものが多くあります。そして、その遊びは家族の触れ合いの場となり「一家団欒」を楽しむものでもありました。古臭いようにも聞こえる「一家団欒」ですが、子どもからお年寄りまでが一所に丸くなって集まり、談笑する様子を思い浮かべると、とてもあたたかく居心地の良い印象を持ちます。昔は当たり前の光景でしたが、生活スタイルや働き方が変わっていく中、その心温まる時間を過ごすことが難しくなり、お盆やお正月だけというご家庭も少なくないと思います。そこで少し団欒の丸を小さくして「家族団欒」はどうでしょうか？ともすると楽しいことは家の外に求めることが多くなりがちですが、今のご時世を逆手にとって丸くなって談笑する時間を作るのも良いと思います。その時に感じた「ぬくもり」や「安心感」が、「家」を子どもたちにとって一番の安全基地にしてくれることと思います。安全基地のある子には、新しい挑戦に踏み出す勇気とどんな困難にも立ち向かう強い心が育つに違いありません。英幼稚園もそこに集う人々が同じ願いを持ち、ともに笑い、喜び合う時を過ごせる場所であり続けられるよう私たち教職員が一つの丸になり、子どもたちを見守り、助け、泣き笑いの一年を歩んでいきたいと思います。
そして、「英団欒」を作り上げていきたいと思います。
本年もよろしくお願いたします！