お知らせ

2022.02.05

英幼稚園

2022 はなぶさレター 2月号

寒さに春が待ち遠し毎日ですが、子どもたちは今年度の最後を飾る音楽会の方が待ち遠しいようです。とはいえ、オミクロン株の感染からコロナ禍前のようには練習できない現状です。思い返せば、令和2年の2月頃から新型コロナウィルス感染症という未曽有の危機に直面し詳細な情報が得られないまま保育をすることになりました。令和2年度は感染予防のためピアニカを使用した音楽指導が出来ずに、先生達も頭を悩ませていました。当園では「音楽を楽しむ」ことを育てるために、年少からカスタネットをはじめとする打楽器やバチ遊びを始め年中にはピアニカで鍵盤遊びを始めます。簡単な曲から発展し年長では色々な楽器を交えながら一つの音楽を皆で奏でる中で、「音楽を楽しむ」だけでなく「協調性」を育むことも目標にしています。「協調性」を理解するには一番分かり易いのが音楽で、一人で好きな音を出すのではなく、皆で揃って息を吸い、リズムに合わせて音を出す・休むなど鍵盤を追うだけでない大切なことを学ぶ良い機会になります。それなのに、この年度の子どもたちだけ出来ないのは・・・ということで「音楽会」を無くすことは絶対にしない!でも内容はどうしようと先生たちと悩み、話合いは続きました。ハンドベルではどうか?打楽器隊にするのは?キーボードでは・・・といろいろな意見が出されました。やはり、今年度の子だけ鍵盤が弾けなくなってしまうのは絶対に嫌だ!という意見が強く、昨年度は年長組には大きめのキーボード、年中組にはピアニカと同じ鍵盤の大きさのキーボードをひとクラス分購入し、毎日ホールで順番に練習し音楽会を開催しました。残念ながら昨年の2月には感染拡大がひどく、年少・年中組は幼稚園ホールでの動画配信、年長組だけホールを借りて1クラスずつの音楽会を開催しました。(本当はたくさんの拍手の中演奏させてあげたかったのですが・・・)そして今年度。ピアニカの飛沫感染はほぼないことなどが科学的に証明されてきたこともあり、ピアニカの「息を吹き込むと音が出る」「息の量と音の量は比例する」などのピアニカの長所を伝えながら音楽会に披露するべく頑張っています!しかし、万が一に備え1学期からピアニカの練習はホールで換気をしながら十分なスペースをとって練習しています。教室で練習する場合はキーボードを使用したり、クラスを半分にして、半分の子は外で遊んだり男の先生達と一緒にマラソンをしています。2月末の感染状況により開催方法は検討中ですが、音楽会は開催します!子どもたちが奏でる音と心のハーモニーを楽しみにしていてください!!

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