進級・入園から２か月が経ちました。日に日に幼稚園のリズムを自分のものにしながら笑顔で楽しんでいる様子が多くみられます。年少組は、「保護者と長い時間離れて毎日たくさんの友達と過ごす」という本当に大きな環境の変化を経験し、泣いて登園したり、幼稚園に行きたくな～い！と保護者の皆様の心を切なくさせている日もあると思います。
また、年中・長組は進級の度にクラス編成をし直して新しい友達づくりの機会を設けていますので、こちらも環境の変化に慣れるには時間がかかるのは当然だと思っています。家へ帰り保護者の方に甘える姿も多いかもしれません。
しかし、私たちとしては例年になく！と言ってもいいほどスムーズに園生活に慣れているように感じています。各学年とも元気な挨拶が多く聞かれ、クラス活動へ取り組む姿も落ち着いていてとても成長を感じています。特に年少組は、タオルやコップを掛けて出席ノートにシールを貼り、荷物をロッカーにしまうなど、ちびっこクラブでの経験がしっかり積み重なり、園生活へ結びついていることを感じ嬉しく思います。もちろん個人差はありますが、一人ひとり歩みの速さは違ってもみんな着実に成長していますね。
幼稚園教育は、人間形成の土台を作る大切な時期として心と体、人間関係、言葉、表現、感性などを様々な保育を通して育てていきます。
（国は「幼児期の終わりまでに育って欲しい１０の姿」として示しています）毎年、新年度にはカリキュラムの見直しをし、クラスの現状に合わせてさらに丁寧な保育計画を練りながら日々保育を行っています。
今年度からは、ちびっこクラブやどんぐり組から始まる４年間をかけてじっくりと育てていけると思うと、私たちもワクワクしてきます。心配なことや相談などなんでも担任までご連絡ください。幼稚園での経験をご家庭へ、ご家庭での経験を幼稚園へとつなげながら保護者の方々と共に子どもたちを見守っていきたいと思います。
出来るだけホームページのアルバム（保護者ページのみの公開もあります）などで幼稚園での様子をお伝えできるようにしたいと思うのですが、なかなか追い付かず申し訳ありません。頑張ります！