お知らせ

2024.02.04

英幼稚園

2024 はなぶさレター2月号

参観日は風が冷たい中お越しいただきありがとうございました。どんぐり組は月ごとの入園になるので参観日はありませんでしたが、来年度にご期待ください。
各担任はこの約10か月の成長を最大限見ていただける保育を計画しました。実は担任もドキドキなのです。なぜなら、いつもと全然違う姿を見せる子どもたちに対応できるよう色々な想定をして組み立てていくからです。きっと子どもたちはいいところを見せたいという気持ちが強くなるのでしょうね。参観日を終えた先生たちは、成長を伝えられたかと複雑な表情ながらも一様に楽しかったと笑っていました。
年少組では先生との信頼感を築く中で友達と関わっていくことを大事にしています。年中組ではクラス替えで出会う新しい友達や先生との関わりを深め、信頼関係を築きながら様々な経験を通して自己表現と協調性や社会性を育むことを大切にしてます。年長組になると、自分でもしくはみんなで考え、話し合い答えを出して進んでいくことを大切にしています。先生はそのアシスト役を担います。園生活の中で協働性や社会性とともに、自己表現を大切にしていくというまた一つ難しい(私たちにとってはとても楽しい)ことに挑戦しています。一人一役でみんなのために幼稚園の代表をするのもその一環です。
今回、雪組では「子ども会議」と題して、子どもたちが議題を毎日出し合い、みんなで様々な意見を出すという保育を見てもらいました。例えば「抜けた歯はどうしたらよいか」「敬子先生が参観日で緊張しないようにするためには」など、とてもユニークで自由な意見が飛び交い、先生は笑ったり感心したり・・・ちなみに、緊張しないように夜保育の勉強をし直すというのも出たようで「はい!一生懸命勉強します」と職員室で笑っていました。月組では、どうしたら勝てるかをグループごとに毎回話し合いながら、様々なゲームに挑戦するという姿をお見せしました。子どもたちなりに考え、取り組む中で「友達の意見を聞く」「意見を踏まえて更に考えて意見をまとめる」という複雑なことに日々挑戦しています。当日はお休みが多く、普段の盛り上がりが見せられなかったのが残念だったようです。星組は、粘土で共同制作に挑戦しました。黙々と制作する姿は、保護者にとっては少し物足りないのではと計画段階で随分悩んでいましたが、それぞれのグループで役割を相談しながら進めていく姿に、成長を感じていただけたのではないでしょうか。立体のものを作るにはどうしたらよいか、翼を支えるにはどうしたらよいかを真剣に考えながら進めていたそうです。また、素敵なお菓子の家を作るために手先を器用に使って細かいものを作る集中力も一年前より大きく成長した力かもしれません。一人でも楽しい、でも友達と話し合ったり一緒に頑張るともっと楽しく素晴らしいことが待っていることを知ってもらいたい思いは、子どもたちに届いているのではないかと思っています。本当に子どもたちの力は計り知れず希望に満ちた未来が見えるようです。子どもたちの成長を楽しみながら学年なりの取り組みを積み重ねていくことの大切さを実感しながら、明日もまた頑張ろうと笑顔の先生たちです。

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