今年度はどんな物語を綴ってくれるのくだろう・・・新年度の始まりは忙しさの中にもわくわくするような期待感が膨らみます。それは進級を境に子ども達の言動に表れる大きな変化を感じるからです。もしかするとご家庭でも色々な場面で感じている方も多いのでないでしょうか。前の学年の頃は保護者や先生に頼っていたことを自分でやろうとしたり、物事に積極的になったりします。饒舌（おしゃべり）も、やらなくてもいいことをやるのも、ちょっぴり反抗的になるのも全て成長した自分を表現したくて仕方ないからなのです。（親にとっては思春期のリハーサルと言えるかもしれません）
たった２～３週間で子ども達にこのような変化が現れるのは、環境が大きな影響を与えていると思います。園内では保育室の移動や装飾の変化、そして担任の交代があります。また、子ども達にかける言葉も「一つ大きくなるんだね」「新しい名札似合うね」と成長を喜ぶものに変わります。おそらくご家庭でも同じではないでしょうか。もし、何も変えていないというご家庭は、荷物の置き場所や使うものを一つでも変えてみてはいかがでしょうか。そして何より一つ大きくなったからねと親の期待を笑顔とともに伝えてみてください。子どもを成長させるのは時間のかかることですが、親自身が変わるのは少し近道かもしれません。親が変わると子どもはみるみる成長していきますよ。満開の桜のような子ども達の笑顔がいつまでも咲き誇るように私達大人も笑顔で頑張りましょう！！