さぁ、いよいよ２学期がスタートしました。楽しい夏休みを過ごされたでしょうか？
さて、今回は比屋根家のルールを一つご紹介します。
　「１０歳までは漫画は与えない」
なぜ１０歳までかというと、脳が育つのは１０歳までと言われているからです。本はいくらでも与えましたし、図書館にも行きました。なぜ漫画だけはダメなのか・・・それは、漫画は主人公が描いてあり、その人物がカット割りされた紙面の中で動いてしまうからです。頭の中でどんな人物なのかを想像し、その人物がどうしたのかを自分の頭で動かすことが必要なくなってしまいます。どんな気持ちだったのか、どんな風景なのか、更にはどんな温度だったのか、どんな色で、どんな匂いだったのか・・・文字を追いながら行間から感じるものもあるかもしれません。その想像力が、こんなことを言ったら嫌な気持ちになるかな？とか、こんなことをしたら喜ぶかな？など、人間同士のコミュニケーションにおいても大いに発揮されると思うのです。脳が育つこの時期だからこそ、たくさんの刺激をしたいと思っています。また、本を読む大切さは私がお話しするまでもありませんが、人生を豊かに賢くしてくれると思います。ですから、子ども達（世の中全ての）には文字を嫌うことなく、本をたくさん読む子に育って欲しいと願っています。同じ理由でゲームも禁止しました。
画面から受け取る刺激ではなく、身体を使い、脳全体を働かせる刺激を・・・と考えて子育てしてきました。順番を奪い合って今日あったことを話をするので、テレビもあまり必要ありませんでした。話好き、ダンス好きはここからくるのかもしれません。（いや、血でしょうか？）比屋根家の子育ては賛否両論かもしれません。どう思う？と今晩の話のネタにしていただければ幸いです。