お知らせ

2020.02.01

英幼稚園

2020 はなぶさレター 2月号

先日はお足元の悪い中参観日にお越しくださりありがとうございました。今回は全クラス一緒に参観を行ったので駐車場の整備が心配されましたが、雨の中歩いて来てくださる方も多く心より感謝申し上げます。また、現役パパと一緒にカッパを着て誘導してくださったのは何年も前に卒園したパパ達。皆様に守られての幼稚園であることをとてもありがたく、又感謝の念に絶えません。
パパ‘sクラブ発足はなんと17年前!その活動が広がるきっかけは、園からの一枚の手紙でした。『幼稚園の教育では足りません。保護者の協力、努力をお願いします』と幼稚園としては異例の手紙を出したことに始まります。それまでの幼稚園の教育ではどうにも行き詰まりを感じ、先生方は毎日毎日話し合い時には泣いたりしながら悪戦苦闘していました。そんな中、「挨拶は幼稚園だけでは教えられない、ご家庭でも取り組んで欲しい」「子ども達をよく見て、寄り添って欲しい」など、保護者と共に子ども達のために頑張っていきたいことや、親としてもう一度自分の子どもをよく見て欲しいとお願いしました。その手紙にショックを受け、よし!と立ち上がってくれた父親達が礎を築いた会なのです。上下関係の無い、手伝いたい時に手伝いたい分だけとかなり自由な会のお陰で、母親だけでなく父親も幼稚園と関わり、様々な話をし、楽しんでいただける会となっているようです。大学生の親が幼稚園児のために誘導棒を振る・・・こんなことあり得るでしょうか?これが英の伝統なのだと思います。こんなに長くお付き合いしていただけることを誇りに思っています。最近は現役パパ達の参加が少なく少し寂しい限りですが、様々な年代の方々が集まって子どもの話だけでなく色々な話をして楽しく過ごせますので、ものは試し!と夜の会にもご参加ください。目から鱗の話もあるかもしれません。17年前のように、今皆さんにお願いがあります。英が大切にしていること、いや、大切にしていきたい伝統「自分だけで無く人のために」。提出物の期限を守るなども、自分の先には人がいて動いていることを想像して、その人のために・・・と考えていくときっといい世の中になっていくのではないでしょうか?今回の駐車場の協力のように・・・自分だけでなくちょっと周りを、先を見て想像し行動してみる。これは自分への戒めでもあります。私も頑張ります!
最後に1つ!最近タイツでとお願いしてもスパッツ、体操着の裾が出ていても気にならないといったことが増えています。ぴったりとしたスパッツまでは目をつむっていますが、パジャマのようなダボダボのものを履いている子もいます。挨拶同様保護者の一言が大切です。英の伝統「きれいな身だしなみ」にも気を付けていきたいですね。

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